誰にも聞けない!個人サロン開業の手順~②~

お役立ち情報

空間と合わせて準備が必要な「備品」をご案内します。

| 「大物備品」

・施術ベッド 
・施術者用スツール 
・応接テーブル&椅子 
・タオルウォーマー
・メニューに必要な使用機器 
・エステワゴンや棚 
・物販商品棚 
・メイク直し用鏡台
・お客様用ハンガーラック 
・観葉植物などの空間装飾 
・カーテン 
・照明機器
・空調設備 
・音響設備 
・掃除機 
・電話設備 
・洗濯機(乾燥機) 
・冷蔵庫 
・ネット環境 
・PC 
・ウォーターサーバー 
・加湿器/空気清浄機 
・ラグなど

 大物は物によって搬入に日数を要することがありますので、余裕を持って3ヶ月前には検討をしておき、物件が準備出来次第すぐに搬入できるようにしておくのが理想的です。

| 「小物備品」

・メニューに必要な商材類(化粧品、オイル等)
・リネン(ベッドシーツ/ブランケット/フェイスタオル/お客様用ガウン)
・メニューに必要な消耗品(Body: 紙ショーツ/紙ブラ/フェイスシート/ベッドシート等)
 (Facial: コットン/フェイシャルスポンジ/ボウル/ブラシ/スパチュラ等)
・お客様用荷物入れ 
・アクセサリー入れ 
・洗剤 
・掃除道具 
・ゴミ箱
・お客様用スリッパ
・自身の施術服&履物 
・印刷物(メニュー表など)
・カルテ(紙or電子)
・バインダー(電子の場合タブレット) 
・筆記具
・お客様用ティーセット 
・鏡やヘアブラシ 
・コンタクトケースと液 
・香り
・癖直し用ドライヤー 
・ティッシュ 
・トイレタリー 
・傘立て 
・バスマット
・お会計トレー 
・金庫orレジ 
・予約管理ツール

 小物の準備は物件が準備でき、大物の搬入と同時に一気に揃えていきます。導線を考えながら配置をしていき、来店のシミュレーションをしながら、足りない物を揃えて完成させていきます。実際に誰かをお客様に見立てて接客の流れを一通りやってみると、気付くことが色々と出てきますのでお勧めです。

 上に挙げた準備物の他にも、提供するメニューによって様々なものが必要になります。お客様が快適に過ごせるようにサロン毎に色々な工夫をしていますので、ご自身がお客さんとして他のサロンへ行ってみて参考にするのも、とても良い勉強になります。



この記事のライター・専門家

増田 由起子
日本Inner BEAUTY Creation協会 代表理事
タイ政府公認講師
◇日本Inner BEAUTY Creation協会
公式サイト
[経歴]
数々の有名サロン、海外サロンでの経験を経て、2008年独立し自身のサロンHARISを開業。その後、タイで東洋の伝統技術を習得し、2015年タイ政府認定講師の資格を取得。多くのサロンマネージメント、エステティシャンの育成に携わりながら、2017年より東洋の技術をエステティックに取り入れた、美内臓/美子宮セラピー®を構築。2021年日本IBC協会を設立。2022年株式会社HARISを創立。2024年「人間科学」学位取得。
「内側からの美容」をコンセプトに、様々なメソッドを考案し、全国各地で講師活動を行っている。

ピックアップ記事

関連記事一覧