“選ばれるサロン”になるためのInstagram活用術

お役立ち情報

いま、Instagramがサロン集客の主戦場に

美容サロンや治療院を探す際、まずInstagramをチェックするお客様が急増しています。
Google検索よりも、リアルな写真や動画で「施術の雰囲気」「スタッフの人柄」「サロンの世界観」を感じ取れる点が大きな魅力です。

いまやInstagramは、来店前にお客様が“サロンを選ぶ基準”となる場所。
言い換えれば、アカウントの第一印象がそのまま来店率に直結します。
上手に活用することで、新規集客はもちろん、既存顧客との信頼関係づくりにも効果的です。

①統一感×リアル感で伝える「世界観」

Instagramで大切なのは「統一感」と「リアル感」のバランスです。
投稿写真のトーンや明るさを揃えることで、サロンの世界観を一瞬で伝えられます。
例えば、ホワイト基調のやわらかい写真なら「清潔感」や「癒し」、ダークトーンなら「高級感」や「落ち着き」といった印象を与えます。

ただし、ビジュアルだけに偏ると“きれいだけど遠い”印象にもなりかねません。
スタッフの笑顔や施術中の手元、ちょっとした裏側など、リアルなシーンを交えることで温かみと信頼感が生まれます。

おすすめの使い分け

  • フィード投稿:世界観を整える“ブランドの顔”
  • ストーリーズ:日常や裏側を伝える“コミュニケーションの場”

この二本柱で、理想のイメージと親しみやすさを両立しましょう。

②投稿ネタに困らない!3つのカテゴリー発信

「ネタが思いつかない」というお悩みも、軸を決めておくと続けやすくなります。
以下の3つのカテゴリーを意識するのがおすすめです。

  1. 専門性の発信(知識・技術)
     施術のこだわり、使用している商材、セルフケアのアドバイスなど。
     “信頼できるプロ”という印象を築けます。
  2. 人の発信(スタッフ・お客様の声)
     スタッフ紹介やお客様のビフォーアフター、感謝のメッセージなど。
     誰がどんな思いで施術しているかを伝えることで、安心感を高めます。
  3. お知らせ・日常発信
     新メニューや季節限定メニュー、休業日のお知らせ、日常のひとコマなど。
     サロンの温度感が伝わり、親近感が生まれます。

この3軸をバランスよく投稿していくことで、「信頼 → 共感 → 来店」という自然な流れが作れます。

③フォロワーを増やすより、“ファン”を育てよう

多くのフォロワーを集めるよりも、「この人にお願いしたい」と思ってもらえる関係づくりが重要です。
そのためには、コメントやDMへの丁寧な返信、ストーリーズのアンケートや質問機能の活用など、双方向のやりとりを意識しましょう。

小さなコミュニケーションの積み重ねが“ファン”を育てます。
ファンになったお客様は、口コミや紹介、リピート来店につながる大切な存在です。

④継続こそ最大の「信頼発信」

SNS運用で最も大切なのは「継続」です。
完璧な投稿を目指すよりも、「無理なく続ける」ことを優先しましょう。
週1回の投稿でも、続けていくことで「誠実に運営しているサロン」という信頼感が積み重なっていきます。

運用が習慣化すれば、撮影や文章作成のスキルも自然と磨かれ、発信の質も向上します。
“継続が最大のブランディング”と考えて取り組むのがポイントです。


Instagramは、無料で始められる“サロンのショーウィンドウ”です。
施術の技術力はもちろん、サロンの想いや人柄、空気感までも伝えることができます。

「フォロワーを増やす」ことを目的にするのではなく、「ファンを育てる」姿勢で発信を続けていきましょう。
その積み重ねが、あなたのサロンを“選ばれるサロン”へと導きます。

ピックアップ記事

関連記事一覧