反射区とは?

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一般的に反射区と聞いて思い浮かぶのは、足裏のリフレクソロジーではないでしょうか。手の平の反射区を刺激するハンドリフレクソロジーなどもありますね。
今回はリフレクソロジーで用いられる「反射区」についてご紹介したいと思います。

| 反射区とは

 よく足つぼと一緒にされがちですが、エネルギーラインである経絡上のポイントを刺激するツボとは少し異なり、反射区は末梢神経の集まっている場所のことを指します。最も多いのが足裏と手の平に存在します。この末梢神経が、全身の内臓や器官などと繋がっており、そこを刺激することで、神経を通じて対応する内臓や器官の血流改善、機能改善を図るとされています。「リフレクソロジー」はこの反射区を刺激する施術法で、「リフレックス=反射」と「ロジー=学問」を掛け合わせ「反射学」のことを言います。足裏でも各内臓や器官ごとに範囲が分かれているため、ゾーンセラピーとも言われます。

 リフレクソロジーは大きく「英国式」と「台湾式」があります。もともとアメリカで発祥した技術がイギリスやフランスに広まり、日本でも90年代頃から広まってきました。英国式は比較的ソフトな刺激で、アロマオイルやパウダーを用いて指で刺激します。日本ではリラクゼーションの位置づけですが、イギリスでは医療として認められています。
 台湾式は英国式にツボの要素をプラスし、強めの刺激で指や道具を使って深く刺激するのが特徴です。


この記事のライター・専門家

増田 由起子
日本Inner BEAUTY Creation協会 代表理事
タイ政府公認講師
◇日本Inner BEAUTY Creation協会
公式サイト
[経歴]
数々の有名サロン、海外サロンでの経験を経て、2008年独立し自身のサロンHARISを開業。その後、タイで東洋の伝統技術を習得し、2015年タイ政府認定講師の資格を取得。多くのサロンマネージメント、エステティシャンの育成に携わりながら、2017年より東洋の技術をエステティックに取り入れた、美内臓/美子宮セラピー®を構築。2021年日本IBC協会を設立。2022年株式会社HARISを創立。2024年「人間科学」学位取得。
「内側からの美容」をコンセプトに、様々なメソッドを考案し、全国各地で講師活動を行っている。

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