サロンメニューの作り方 ②

お役立ち情報

|サロンメニューの作り方

 サロンメニューを作る時には、ただ何でもかんでも出来ることや、自分の好きなものを入れれば良いというわけではありません。ここでは、お客様から見て分かりやすくバランスの良いサロンメニューの構成の基本をお伝えします。

 まず、サロンのコンセプトとも言える代表メニューを1つ設定します。そしてそのメニューの目的に合う別のサブメニューを2つ、これは代表メニューとの組み合わせでも、単体でも受けられるものが理想的です。そして、代表メニューとは関連しない別のメニューを1~2つ、これはそのメニュー単体でも集客が見込めるメニューだと理想的です。そして、オプションメニューは5種ほど揃えておきます。

 <サロンメニュー構成例>

・サロンの顔となる代表メニュー 1つ

 ・サブメニュー 2つ

 ・関連しないメニュー 1~2つ

 ・オプションメニュー 5つくらい

 大まかなジャンルとして、このような構成だとお客様が見た時に分かりやすく、またお勧めもしやすいメニュー構成となります。メニューはあまりにも少なくてもお客様へのご提案に限界が出てきますし、多すぎてもお客様から見て分かりにくく何を選んで良いのか分からなくなります。ちょうど良いバランスを基本として、細かいメニューは、リピータ―顧客限定や、季節ごとのキャンペーンメニューなどで、変化を出していくのがお勧めです。

 サロンメニューはご自身のサロンを語る大切な情報です。サロンのコンセプトを設定した上で組み立てていくと、そのコンセプトに合ったお客様から選ばれやすいサロンメニューが出来上がります。もちろん大前提に、そのメニュー自体にセラピストの想いがあることが大切です。自分が興味を持って学び、愛着を持ってお客様にお勧めできるメニューで、是非サロンメニューを組み立ててみてください。皆様のサロンメニューが素敵な人気メニューとなることを願っています。


この記事のライター・専門家

増田 由起子
日本Inner BEAUTY Creation協会 代表理事
タイ政府公認講師
◇日本Inner BEAUTY Creation協会
公式サイト
[経歴]
数々の有名サロン、海外サロンでの経験を経て、2008年独立し自身のサロンHARISを開業。その後、タイで東洋の伝統技術を習得し、2015年タイ政府認定講師の資格を取得。多くのサロンマネージメント、エステティシャンの育成に携わりながら、2017年より東洋の技術をエステティックに取り入れた、美内臓/美子宮セラピー®を構築。2021年日本IBC協会を設立。2022年株式会社HARISを創立。2024年「人間科学」学位取得。
「内側からの美容」をコンセプトに、様々なメソッドを考案し、全国各地で講師活動を行っている。

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