-コロナ禍での集客のカギ― 今サロンが取り入れるべき「根本メニュー」➀

お役立ち情報

コロナ禍でサロンでの感染対策をしながらの経営が必須となりました。
サロン様への聞き取りをしたところ、既存顧客は大方戻ってきてくれているが、新規集客が以前より伸び悩んでいるという声を多く聞きます。今後もこの状況が当分続くと予想される中で、中長期的にサロン経営を考えると、既存顧客のリピートを確保しながら、いかに新規客を増やすかが経営の鍵になってくると考えられます。
逆にコロナ感染拡大前よりも売上が増加しているというサロンも実際に存在します。そうしたサロンはどのような経営をしているのでしょうか。世間ではサロンで受けられるサービスを欲している人が増加しています。長期に渡るストレス状況、運動不足に慣れない在宅ワークの疲労、これを解消するためにサロンで癒しや疲労回復などを求める人は多いのです。実際に私が受け持つ顧客でも、通っていた体操教室が休みになり、その分身体のケアに充てたいと、以前よりも頻度が増えた方もいらっしゃいます。ですが、新規客に関しては、行ったことのないサロンに足を踏み入れるのは不安というのが、一般ユーザーの率直な意見でもあります。それでも行きたいと思う、ここなら大丈夫そうと思えるサロン側の発信が今のコロナ禍での新規集客では重要になっています。
今回はコロナ禍でカギとなる経営方針や「根本メニュー」についてご紹介したいと思います。

【コロナ禍での集客のカギ】

コロナによって免疫力や体力、メンタルの健康など、様々な心身問題が浮き彫りになってきました。「心身相関」という言葉がありますが、心と身体は常に連動しており、どちらかが崩れるともう片方もバランスを崩してしまいます。その点を見れば、身体の疲れを癒して体内の循環を促進する、リラックスして精神的ストレスを解消するなど、サロンができることはかなり多いと言えます。コロナによって足が遠のいてしまった顧客には「この状況下だからこそ必要なこと」と訴えかけることが必要です。また、今までと同じメニューでも今の状況に合わせて変化させたもの、または今の状況に対応したメニューを新しく導入すること。これらを打ち出すことによって、顧客にはサロンで前向きにコロナ対策しているということが分かり、安心材料にもなります。その発信にはSNSやブログ、メルマガやLINEなど、サロンで行っている情報発信の中で、感染対策の様子と共に発信すると顧客の目に届きやすいでしょう。癒しを求めているけど踏み出せないといった方には、行動に移すきっかけになります。以前より売上が増加したサロンは、こうした対策をして多く発信しています。 どんな状況下でも対応して変化を遂げられるサロンはとても強い経営脳を持っています。顧客離れも少ないでしょう。是非できることから変化を試みてみてください。


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この記事のライター・専門家

増田 由起子
日本Inner BEAUTY Creation協会 代表理事
タイ政府公認講師
◇日本Inner BEAUTY Creation協会
公式サイト
[経歴]
数々の有名サロン、海外サロンでの経験を経て、2008年独立し自身のサロンHARISを開業。その後、タイで東洋の伝統技術を習得し、2015年タイ政府認定講師の資格を取得。多くのサロンマネージメント、エステティシャンの育成に携わりながら、2017年より東洋の技術をエステティックに取り入れた、美内臓/美子宮セラピー®を構築。2021年日本IBC協会を設立。2022年株式会社HARISを創立。「内側からの美容」をコンセプトに、様々なメソッドを考案し、全国各地で講師活動を行っている。

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