~豆知識~ タオルの洗濯と乾燥方法②

お役立ち情報

毎日使うものだから、長く気持ちよく使うための正しい取り扱い方を知ることが大切です。

タオルの干し方・乾燥方法

〔1〕干す前にタオルをよくほぐす

干す前にタオルのパイルをよくほぐしましょう。
パイルのほぐし方は、タオルを広げるか2つ折りにして、少し強めに10~20回、パンパンと振るのがポイントです。
この動作によってタオルのパイルが立ち上がり、洗濯前に近い風合いに干し上がります。通気性も良くなるため乾きも少し速くなります。

〔2〕日陰干し、場合によっては乾燥機も効果的

タオルを干す際には、できるだけ直射日光を避け、風通しの良い場所で干すことも重要です。
太陽光線には遠赤外線や紫外線が含まれているため、殺菌力がある反面、パイルがつぶれたまま乾いて硬くなってしまったり、色があせてしまうことがあります。

タオルをふんわりと干し上げるには乾燥機を使うこともありです。自然乾燥より少し縮みがちで、傷みやすくはなりますが、とてもふんわりと仕上がるので、やわらかく仕上げたい方にはぜひおすすめします。
なお、化学繊維の入ったマイクロファイバータオルや、ベロアタオルは、耐熱性が低く、高温になる乾燥機の使用は控えて、日陰干ししてください。

~マッサージオイルのついたタオルの洗濯乾燥に注意!!~
マッサージオイルの付着したタオルが自然発火し、火災が発生している事例がございます。   
マッサージオイルの付着したタオルは、洗濯で完全に油分を除去することはできませんので、洗濯・乾燥には注意が必要です。
乾燥機に入れて乾燥中の状態では、熱風により酸化反応は促進されますが、庫内の空気は強制排気されているため、出火に至りません。   
火災は乾燥機が運転停止後に発生しています。
■ 乾燥機の取扱上の注意書のとおり、マッサージオイル、動植物油、機械油、ドライクリーニング油など付着した衣類は、洗濯後でも絶対に乾燥機で乾燥しないようにしましょう。
■ やむをえず、衣類乾燥機等で乾燥した場合は、乾燥機をかけたまま放置せず、すぐに取り出し、タオル等が十分に冷えてから収納しましょう。   
東京消防庁『マッサージオイルなどを含んだタオル等が自然発火

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