-業務用エステ機器-種類と選び方 ~美顔器②~

プロダクト情報

業務用エステ機器とは

業務用エステ機器とは、サロンや美容クリニックにあるエステマシンを指します。
手軽に使える家庭用エステ機器に対して、知識を持ったプロが使うことを前提とした、より専門性の高い仕様のマシンです。
大きく分けて【痩身機器】【美顔器】【脱毛器】の3種類に分類され、サロンで行う施術の効果と目的に合った機器を選ぶことが重要です。

美顔器 ~イオン導入・超音波導入~

イオン導入

イオン導入とは、微弱な電流を使って、そのままでは浸透しにくいビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分を肌の奥へと届ける美容方法を指します。そのために使う機械をイオン導入器と呼ぶのですが、もう少し詳しく解説しましょう。

私たちの肌の一番表面、角質層は酸性で、陽イオン(+)が多くなっています。しかしその内側の顆粒層は陰イオン(-)でアルカリ性に保たれ、互いに 反発しあい、角質層と顆粒層の間には電気の膜(バリアゾーン)ができています。通常はこの電気の膜に阻まれて、美容成分は角質層よりも奥に浸透することができません。

イオン導入器で肌に電流を流すと、角質層と顆粒層が中性に傾き、反発が弱まります。すると浸透の邪魔をしていた電気の膜の働きが弱まるので、成分を 肌の奥まで届けることができるのです。また、ビタミンC誘導体は(-)イオンを帯びています。マイナス同士、プラス同士は反発しあうため、イオン導入器で (-)の電流を流して上げると、(-)イオンを帯びるビタミンC誘導体はそれに反発して肌の奥まで押し込まれていきます。このようにして、イオン導入器は 美容成分を肌の奥まで浸透させるのです。

超音波導入

超音波はその振動を肌の深部にまで伝えることが可能で、この振動に成分を乗せて奥まで届ける形になります。

目安としては1MHz(メガヘルツ)~5MHzのものを選択し、MHzが低いほど肌奥に浸透し、MHzが高いほど肌表面のみで作用します。

イオン導入では、イオン化していない成分や分子の大きいものも導入可能になりますが、やはりエレクトロポーションに比べると効果は、少なくなります。


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