エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルの違い

エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイルはよく混同されることがあります。実は全く異なるものです。
2つの違いを理解し、それぞれの特性と利点を生かして正しく使用しましょう。

 エッセンシャルオイル(精油)とアロマオイル比較表

	エッセンシャルオイル(精油)	アロマオイル
成分	植物から抽出した100%天然の成分	合成香料や植物油や鉱物油で希釈したもの
用途	芳香浴、マッサージ、コスメなど 様々な使い方が可能	芳香浴(香りを楽しむもの)
効果	植物由来の有効成分による 身体的・精神的な効果が期待できる	香りによるリラクゼーション効果が 期待できる
注意点	直接肌に付けて使用する際は、 必ず事前にパッチテストを行う	合成香料ですので、直接お肌に 付けることはできない

エッセンシャルオイルとアロマオイルの見分け方

➀瓶の色

エッセンシャルオイルは必ず茶・青・緑などの小さな遮光瓶に入っています。

天然成分100%で保存料などの化学成分が入っていない為、熱や光の影響を受けて劣化しやすい性質なのです。

透明なガラス瓶やプラスチック容器のものは、エッセンシャルオイルではないと判断できます。

②ラベル

茶色のガラス瓶に入ったアロマオイルも増えていて、瓶の見ただけでは見分けがつきにくくなっています。

その場合は、瓶のラベルや箱の表記を確認してみましょう。

エッセンシャルオイルの瓶のラベルや箱には、「精油」「Pure Essential Oil」「エッセンシャルオイル」との表記があります。また、植物の学名、産地、抽出部位、抽出法も記載されていることが一般的です。

③価格

エッセンシャルオイルは、植物から少量しかとれない貴重な成分なため、数mlで数千円とアロマオイルよりも高めの価格帯です。

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エッセンシャルオイルとアロマオイルは似ているようで全く違うものです。

商品名や見た目だけで判断せず、表示内容を確認して、用途に合わせた商品を選ぶようにしましょう。

また、エッセンシャルオイル（精油）とアロマオイル全般に言えることですが、お客様の体質やコンディションにより、合うもの・合わないものがあります。特に妊娠中の方や療養中の方には禁忌とされるものもありますので、正しい知識を持ってご使用ください。

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